ビブラートのかけ方

2023年1月4日

のどを動かして、ビブラートをかける方法を伝授します!

練習中は常に、のどぼとけ辺り(出っ張ってる所)に指を置いて、のどの動きを確認します

目次

◆ステップ1

あ〜あ〜


「あ〜あ〜やってしまった(笑)」という感じで、あ〜あ〜と言ってみてください

ここでは1つ目の、あ~から、2つ目の、あ~の音を上げるようにします

のどが少し動きましたか?

あ〜あ〜、あ〜あ〜、あ~あ、あ〜あ〜

のどが動く感じが分かるまで、繰り返します

感じがつかみにくい場合は、2つの音の高さを色々変えて、試してみましょう


◆ステップ2

のどが動くようになったら、途切れさせずにつなげる

あ〜あ〜あ〜あ〜あ〜あ〜あ〜あ~

ここでも「あ〜あ〜やってしまった(笑)」という時の、あ〜あ~

それを少しずつ速くしていく

のどが動いて速く言えるようになれば、それがビブラートです!

そのまま歌に使えます



◆ステップ3

リズムに合わせて、ビブラートをかける


上記のように感覚で、ビブラートがかけれる!

この時点でも十分にカッコよく、カラオケでみんなに「うまいね!!」って、言ってもらえるレベルですが、

意識して、曲のリズムに合わせてビブラートをかけられたら、かなりの上級者です

一般的に、出来る人はかなり少ないです

オーディションの書類審査用のデモ音源、オーディション本番、ライブ、レコーディングでしたら、出来た方が絶対いいです

リズムを感じながら、あ〜あ〜と歌えば(刻めば)、粒ぞろいのきれいなビブラートがかけれます

のどが動く感じをつかみ、ゆっくりのテンポから練習すれば、速いテンポでも細かいビブラートができるようになります

慣れてくれば同じ曲の中でも、揺れの大きなビブラートから、細かいビブラートまで使い分けることが出来ます



練習メニューは5つ

4分の4拍子で、メトロノームなどに合わせて、あ~あ~と歌います

「リズムはちょっとよくわからない、とりあえず細かいビブラートをかけれるようになりたい」

という方は、①が速いテンポで出来るようになればOK



①1拍に1つ刻む 

練習テンポは120BPM(♩⁼120)からスタートし、180BPM程度まで少しずつ速くする

(イチ、ニイ、サン、シイ、イチ、ニイ、サン、シイ)と、心の中で拍を感じながら、何度もくり返す

のどがしっかり動きリズム通りに歌えたら、少しずつ速くしていき限界の速さまで頑張る



②1拍に2つ刻む 

練習テンポは60BPMからスタートし、180BPM程度まで少しずつ速くする

まずリズムに合わせて、|イチト~|ニイト~|サント~| シイト~|と歌ってから、あ~あ~と歌いましょう



③1拍に3つ刻む 

練習テンポは60BPMからスタートし、110BPM程度まで少しずつ速くする→目標は120BPM

まずリズムに合わせて、|イチト|ニイト|サント| シイト|と歌ってから、あああと歌いましょう

アップテンポの曲ならコレが出来たら十分



④1拍に4つ刻む

練習テンポは50BPMからスタートし、90BPM程度まで少しずつ速くする→目標は100BPM

まずリズムに合わせて、|イチトオ|ニイトオ|サントオ| シイトオ|と歌ってから、ああああと歌いましょう

バラードなどスローテンポならコチラを使えるといいです



⑤1拍に6つ刻む(一拍6連=半拍3連)

※譜面は半拍3連で表記↓

練習テンポは30BPMからスタートし、60BPM程度まで少しずつ速くする→目標は66BPM

まずリズムに合わせて、|イチトラララ| ニイトラララ| サントラララ| シイトラララ|と歌ってから、ああああああと歌いましょう

スローテンポの曲でコレが出来たらプロ中のプロです


MISAさんの♪everything♪のサビを聞くと分かりやすいですが、この一拍6連のリズムでビブラートをかけられています

テンポ66BPMでビブラートをかけれるようになれば、MISAさんと同じビブラートで、

♪everything♪をかっこよく歌えます!



ギターやピアノの早弾きも、いきなりは無理でもゆっくりのテンポなら弾けるもの

少しずつテンポアップしながら、繰り返し練習していけば、やがて速いテンポでも出来るようになります

歌のテクニック(ビブラートやこぶし等)の習得も、それと同じです



、で慣れたらそれぞれの母音(あ、い、う、え、お)でも練習しましょう

vocal lesson

Posted by R